沖縄のお酒

泡盛は米を原料として黒麹菌を用いた米麹である黒麹によって発酵させたもろみを蒸留した蒸留酒で、沖縄県の特産品。日本酒と異なり原料の米はインディカ米であり、主にタイ産の砕米が用いらていたが、近年では地産地消の動きに伴って県内産のジャポニカ米を使ったものも生産されているようだ。

消費の割合は沖縄県内が8割で他地域が2割と推定されている。沖縄県内で一般に流通している泡盛のアルコール度数は30%だが、県外への移出や飲み やすさを考慮して25%にしたものや減圧蒸留で製造されたものも増えつつある。

平成18年6月現在、47の酒造所と多くの銘柄があり、地方にも各地に固有の銘柄が存在する。たいていは地域にちなんだものや、縁起の良さそうな名が冠されているが、かつては単に“泡盛”という名を持つものもいくつかあった。

3年以上貯蔵した泡盛は古酒と呼ばれ、一般的には貯蔵期間が長いほど上質になるとされている。かつては琉球王朝時代に200年物や300年物が存在したと されますが、沖縄戦により全て失われ、今では首里の識名酒造に貯蔵された140年物の古酒が現存するのみで、当然ながら非売品である。

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